家庭医とは…?

 家庭医」とは、慢性疾患(高血圧や糖尿病など)はもちろん、風邪でもちょっとしたケガでもまた家族の介護に関する相談なども気軽にできる「赤ひげ先生」のイメージです。

 

 昨今、医師の専門性が高まったことで、内科や整形外科、皮膚科、耳鼻科など、複数の医療機関を並列して受診する傾向が強くなり、専門性は高くても、検査や治療などが重なることも起こり、受ける医療の「全体を見渡す」ことが困難になってきています。

 

 「家庭医」は、あらゆる相談の窓口として、必要時は各科の専門医の先生に相談しつつ、地域の身近なかかりつけ医になれるようにトレーニングを積んでいます。日本プライマリ・ケア連合学会が認定する家庭医療専門医が、その役割を担う新しい専門医です。

 

家庭医療専門医とは
日本プライマリ・ケア連合学会による、家庭医療専門医についての説明です。
家庭医療専門医.pdf
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家庭医療と東洋医学って…?

 昨今、医師の不足や偏在から、家庭医が実践する家庭医療が見直されつつあります。家庭医療と漢方診療は親和性が高いと考えます。漢方診療も、適応は小児から高齢者まで、細かい専門科目には分かれず、内服可能であれば誰でも受診可能です。検査に異常があるないに関わらず、患者さんの訴える症状が改善することが、漢方診療のゴールとなります。

 現在、大学病院などに専門外来の一つとして漢方外来が増えていますが、家庭医やかかりつけ医も、漢方診療に適したフィールド(分野)ではと考えます。

 

*健康保険適用のエキス製剤を処方するため、値段も比較的安価です。

和田堀診療所の歴史

写真で当院の歴史を振り返ってみます。

 

 戦後、食料をはじめ、あらゆる物が不足していた時期に、地域の方々のための医療施設を…と、和田堀診療所が開設されたのは1951年(昭和26年)。その後何度か移転・改装を行い、1998年(平成11年)に、現在の場所へ移転新築されました。
 開設当時(昭和20年代)、結核が流行していましたが、結核の検査に必要なレントゲンはとても高価で、近隣ではなかなか検査を受けることができませんでした。

「和田の人たちの健康のために、レントゲンを!」――そんな住民の方たちの声がきっかけとなり、地域の住民が少しずつ資金を出し合い、診療所のレントゲンを購入しました。
 診療所は今も、医療生協の組合員さんの出資や協力で、地域の人々によって支えられています。

 

 

 

✿今月の花壇✿

組合員の方にお手入れして頂いている花壇です。
組合員の方にお手入れして頂いている花壇です。